2009年11月7〜8日 神津島釣行記

 

 さて、今回も神津島1泊釣行である。今回は、泳がせはせずに寒メジナ(クロ)のシーズンも近いので真剣にフカセ釣りをやってみることにする。

 1日目はタダナエ群礁の平段に、常連の方と一緒に上礁した。状況は北東の風やや強く中程度のサラシ、水温22℃台でやや高く、潮は明神下とエボシとの水道をアオノコの方に速く流れている。

 先ずは向かい風になり釣り難いが、エボシのシッポ向きとし、足下から伸びるサラシの先端を攻めてみる。

 魚はコンスタントにヒットしてくるが小型のオナガ、イスズミが多い。その中で、少しマシな魚がヒット。慎重に取り込んだのは40オーバーのオナガ。

 しかし単発で、次は棚を深くしてイサキを狙ってみる。潮が3番方向に流れ釣り難かったが、数投すると40オーバーがヒット。しかし、続かない。

 やがて潮が引き、3番がやれそうになったので、歩いて行き、竿を出す。先ずは際に投入すると1投目からアタリで中型イサキ。しかし、これも単発で、今度は中間距離を攻める。するといいアタリを捕らえるもイスズミ。

 際にポイントを戻し、タイトに攻めると小型〜35までオナガに混じってイサキを追加。かなり粘ったが、1日目はオナガ1匹にイサキ3匹の貧果に終わった。

 

   

オリタッチより見た菜畑です 

 

小さなスマカツオです 

 

 さて2日目、凪は昨日よりやや良く。恩馳、タダナエと多くの釣り人を乗せた後、最後に本島地磯のオリタッチに上礁した。

 状況は、足下から左はオーバーハングしておりサラシは小さいが、右からきたウネリが同方向にある溝から沖に払い出し、そちらはサラシ大、水色やや濁りで、潮は沖を猿ヶ崎方向に緩く行っているようである。

 今日はスマを狙うつもりだったので、最初は、磯際は捨て、大サラシに仕掛けを乗せて沖を攻める。すると1投目でアタリを捕らえイサキがヒット。これはいけるかも?と思ったが、エサ取が大量に寄り、エサが持たない。

 そこで、ウキをL遠投に替え、30m位遠投して菜畑の前の潮目をダイレクトに攻めてみる。するとアタリは連荘で出るが、イスズミ。

 今度は、やや右に遠投し、払い出しに乗せ沖を攻めるとようやくアタリをキャッチ。しかし、引きが可愛らしい。スマには間違いないが、40cmチョットサイズであった。

 その後はまたエサ取の海となる。そこで、しばらくポイントを休めてみる。そして、1投目、予想通り?50m位沖でアタリを捕らえる。しかし、今度は大きすぎて?最初の一撃でハリスを切られてしまう。うまくいかないなあと思いながら、粘っているとようやくヒットするもまたしても小さいスマ。

 ガッカリして、今度は際を攻めるといいアタリを捕らえる。しかし、恐らく巨イスズミで、半端でない大きさか?最後の詰めでハリスを切られてしまう。

 時間的にもラストとなり、少しエサ取りも減ってきたかなと思い、中間距離を攻めると、竿引きのアタリでヒット。でもこれも引きが違う?55cm級のニザダイであった。

 結局最後は外道の引きを味わって納竿とした。

猿ヶ崎です

外道のニザダイです 

 

当日のタックルと仕掛け

         竿:インテッサGV 2-50    

        リール:インパルトα 2500LBD  

         道糸:Astron Great 磯3.25号     ハリス:ジョイナーV2 4→3号    

         ハリ:尾長くわせ8.5→8.25→8.0

         ウキ:プロ山元 遠投 G2 L遠投B

 

   

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