２００９年１０月１０～１１日 神津島釣行記
今回も神津島に1泊で青物を狙ってみる。海況は、1日目は北東の風強く、2日目は比較的凪となる予報である。
さて、午前6時30分、全船一斉に多幸港をスタートし、あちこちの磯に寄って、最終的にタダナエ群礁を目指す。そして、オネモの3番に上礁した。
状況は北東風強く、先端は飛沫が打ち越しており、足下から中程度のサラシ、水色やや濁りで、表層水温約22℃と（この時期にしては）低め。潮は右方向に緩く流れており悪くない。 前回と同様に先ずは泳がせ用のタックルと仕掛けを組んでから、フカセで攻めてみる。
竿2本先のサラシの切れ目に仕掛けを投入すると、右に緩やかに流れいい感じではあるが、簡単にはヒットしてこない。流す距離を長くしていくと約40ｍ地点でアタリ。合わせると凄い勢いで走っていき、青物というのが判る。結構な距離を走り、なかなか弱らないのでこれまた・・じゃないの？と思って浮かせた魚は前回と同様良型スマカツオで、2.5ｋｇはあるだろう。
その後もニノジやイスズミ等の外道に苦しめられながらも、ソーダカツオを追加し、さらに深棚でイサキも2匹追加する。 際のサラシの中を狙うとメジナもヒットしたが37止まりであった。
ラスト近くになると、ムロアジがヒットしだすが、またしてもデカ過ぎる（笑）。一応泳がせておき、道具を片付けていると、後ろでジジッと音がする。振り返ってみると、5号竿が海面に突き刺さっているではないか。急いで、ピトンから竿を抜き、合わせてみるが、PEラインが根に巻いてしまっているのかビクともしない。
しかし、魚は掛かっている。何故なら、間欠的に糸は引き出されるからである。こっちから引っ張ってもビクともしないのに、魚が引っ張ると糸が引き出されるとは、よっぽど大きな魚だろう（まあ40オーバーのムロアジを食う位だから小さいはずはない？よね）。
何とか道糸を根から外そうと試みたが、そのまま数回目の強烈な引きでPEライン（8号）が飛ばされてしまった。一体何だろう？大型のサメだろうか？大型魚の余韻を残して1日目は納竿とする。
スマカツオとヒラマサです
タダナエのオネモとDC賀寿丸です
さて2日目、予想通りかなりの凪で、お客も多く、前浜港から先ずは恩馳群礁に向かい数組を降ろしたのちタダナエに向う。 そして本日はオネモの先端に上礁する。
状況は、朝一はナダラとの水道をソーダイ方向に向ってやや速い潮が流れ、いい感じ♪である。
先ずは、水道中央部から潮に乗せて流してみると、数投目で竿引きのアタリを捕らえるも、最初の一撃を止めることができず、バラシ。何か今のはオナガぽかったなと思い。仕掛けをワンランク上げ、同様に攻めると、再びアタリをキャッチ。今度は潜られないように強引に寄せる。そして足下まで寄せても執拗に抵抗するこの魚は間違いなくオナガで、目測43位か。
よし、これがいるなら真剣に狙おうと思うが、狙うと釣れないのよね・・・（笑）。小さいソーダカツオを追加したのみで、今日はスマもイサキも釣れない。
そこで、今度は気になっていた裏の大サラシを攻める。仕掛けを際ギリギリに入れると狙い通り1投目からヒット！いい引きを交わして取り込んだのは40オーバーのオナガ。連続で攻めると小型～38までのオナガが入れ食いのように釣れる。やはりサラシか・・・と思いながらアタリが遠のくと今度はサラシの先端を攻める。ここもいい感じでサラシが伸びたときにはヒットが続き、40オーバーを2枚追加する。
そして、潮が新島向い方向に行きだすと違う魚がヒット。足下まで寄せてもあまり引かないので、大きくないと思ったそのとき、急に暴れだした。何と思ってサラシの中から浮いてきた魚をみると小型ながらヒラマサではないか。タモが離れたところにあったので、右のなだらかところから波に乗せてズリ上げたが、60ｃｍ弱のサイズであった。
その後もオナガのヒットはコンスタントにあり、さらに1枚40クラスを追加し、もう少しはやくこのポイントを攻めていればよかったなと思いつつ納竿とした。
さて、今回はこれだけ？ではない。回収にきた賀寿丸に乗り込むと昨日私が竿出しした付近で、30ｋｇオーバーのモロコが上がっていた。今日同船した常連のK氏に昨日のバラシのことを話すと、それは間違いなくヤツ（モロコ）だと言う。ホントかな？と思うが可能性はゼロではないので、一応夢のある話として書き留めておきます。
43クラスのオナガです
・泳がせ釣り 竿：Ｈｚ インターライン 磯 遠投５号 ５２ リール：ステラ20000PG
道糸：ＰＥ８号350ｍ ハリス：フロロ20号 ハリ：ヒラマサ１５号
・ふかせ釣り 竿：インテッサGⅢ 2-50
リール：インパルトα 2500LBD
道糸：Astron Great 磯3.25号 ハリス：ジョイナーV2 4→3号
ハリ：尾長くわせ8.5→8.25→8.0
ウキ：プロ山元 遠投 G2
