2006年12月29〜30日 男女群島釣行記

 

 今回は、約1年振りの男女群島釣行で、楽しみにしていたのだが、天気図を見ると等圧線が縦縞縞で出航予定の28日は波高5m決定的な感じである(^^;)。それでも、いつもの時間に車を走らせ、あじか磯釣りセンターに到着する。そして事務所に顔を出すと、やはりというか夕方出しを翌朝出しに変更するとのことである。逆にホッとし、センター内でゆっくりとくつろぐ。

 夕方再び事務所に行くと、何故か社長と他のお客さんと飲み会になり、いい気分になってセンターの大広間に寝袋を広げおやすみなさい・・・。

 さて、翌朝5時ブラックサムソンに乗り、いざ男女群島へ。風は北西、波高約4m。所要約3時間30分で男女着。自分は最後の方に女島の二重奥ハナレ(高い方)に上礁する。ここは初めてであるが、いつか上がってみたかったところだけになんとなく嬉しい。

 早速、2号竿に4号ハリスとして沖側の中間距離を攻める。すると2投目でヒットしてきたのは35クラスの口太。やっぱり昼間は口太かと思いながら、仕掛を変更して攻めてみるが、散発的にしかヒットしてこない。試行錯誤して数匹の口太を追加し、夕まずめ近くとなる。正面の沈み瀬の際を攻めていると、大きなアタリがあるが、溜めにかかったところで、ハリ外れ。その後は不思議とアタリがない。

  ここは夜釣りの本命ポイントでもあるし、このまま粘っても良かったのだが、変化をつけてやれと、夕方の見回りで船に乗り込む。そして次に社長があげてくれたのは、ハナグリ島の貯金箱ハナレである。

 ここも初めて上がる磯で、遠くから見ると滑り台状になっていて足場が悪そうに見えるが、頂上部には1人分の寝るスペースもあり、見た目ほど悪くはない。 風波は落ちる方向にあるが、回り込みの風がやや強く、サラシもやや大きい。

 風が強いので、先ずは磯の左サイド磯際を攻めるが、タカベにイスズミ。次に右磯際を攻めるがタカベ。そこで、潮も引き、下の釣り座に降りられるようになったのを確認して、本命と目した正面沖側を攻めることにする。サラシを利用して足元から沖に時間を掛けて撒き餌を効かせていく。そして頃合いはよし、と竿2本先に第1投を投入する(その付近に大きな沈み瀬がある)。すると1投目から竿を引っ手繰っていくアタリでオナガがヒット!45クラスだった。しかし、こうも狙い通りに釣れていいものだろうか・・・男女の凄さである。

  さて、その後もいい感じでヒットは続く。52クラスも混じり、後は一発と思い、遠投して、沈み瀬の向こう側を攻めると良型がヒット。これは、と思いながら、高水温期の強烈なオナガの引きを交わして取り込んだのは目測58?クラスか。さらに数匹を追加し、トータル9匹となったところでアタリが途絶える。しかし、シーズン序盤としては十分だよなと思いながら飯を食って寝袋に潜り込む。

 翌朝5時船がやってきた。瀬替わりのため乗り込む。風波はかなり落ちており、サムソンの向かった先はハナグリ瀬戸の急流に浮かぶ立神である。そして東に上礁する。但し、満潮で、時折しぶきが飛んでくる。また、釣り座は濡れてツルツルで、道具が海に落っこちないようにするのが精一杯で、とても竿が出せるような状況ではない。

 小1時間しぶきに耐え、潮も少し下げ、東の空が明るくなってきてから、やっとタックルと仕掛けを組む。 すでに土産は十分なので、ここは一発に照準を合わせ、遠征3号ロッドに道糸6号ハリス8号ハリカットグレ11号(即ち数年前にマグロを捕ったタックルと仕掛け)で通すことにする。

 しかし、デカイハリやな、と思いながらオキアミを刺し、速くなってきた下げ潮の流れの外側から仕掛けを流す。すると数投目で、道糸がバリバリと出て行くアタリでヒット。足元まできてかなり抵抗したが、やがて海面を割ったのは55クラスのオナガ。その後さらに遠くで50クラスを追加し、いい感じだと思ったのもつかの間、見回りのための船の往来が激しくなり、せっかく作ったポイントがダメになってしまう。

 1からポイントを作り直すが、そろそろいいかなと思うとまた船が来る。激しい船は潮筋に沿って全速で走っていく。まったく何を考えているのやら・・・

 さて、その後は船の合間になんとか60クラスのスマカツオを追加し、結局この釣り場では僅か3匹の釣果だった。しかし、型はそれなりだったので、よしとして、迎えにきたサムソンに乗り込み男女群島を後にした。

 

   

今回の釣果(一部) オナガと美味そうな(笑)スマカツオ

 

12月30日回収時の中尾瀬です マズマズの凪です 

 

当日のタックルと仕掛け

    夜釣り〜まずめ釣り  竿:IG HI-SPEEDαZOOM ISO SPECIAL 遠征 T4 48-53   

             リール:テクニウム8000T

           道糸:Tz カゴ遠投7号    ハリス:シーガーグランドマックス 10号

           ハリ:カットグレ11号、プロマダイ10〜9号(ダイニーマノットU10号吸い込み15cm付き)

           ウキ:GOLLIRA 1号、オナガスペシャル 2B     ウキ下:3ヒロ〜6ヒロ

   昼釣り   竿:Twin Power XT T2 47-53 SI-Z   Twin Power BBX Special T1.7 47-53 SI-Z  IG HI-SPEEDαZOOM ISO SPECIAL 遠征 T34 48-53 

           リール: BBX テクニウム 5000T  8000T

          道糸:ASTRON GREAT ISO 4.0号  Tzアプロード6号    

         ハリス:シーガーエース6号、タフロン GREAT NT 5号〜2号 2ヒロ  ハリ:カットグレ 9〜7号 競技グレ6〜5号

           ウキ: GUREKO L-G2、0 、プロ山元 R−G2,0   ウキ下:2.5〜4ヒロ

    マキエ=(オキアミ3角+アミ1角+集魚剤1袋)×4セット   ツケエ=オキアミ生

 

   

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