2000年8月26日 宗像沖ノ島釣行

 

福岡県にある宗像沖ノ島のHPを見てみると新船が就航したとの情報をキャッチしました。沖ノ島は、福岡県の津屋崎港の沖合い60kmに浮かぶ絶海の孤島で、過去に日本記録に迫る7kg級の尾長メジナや140cm級のヒラマサ、10kg級のマダイ、20kgオーバーのマグロなどが記録されている日本屈指の大物釣り場です。私自身も北九州に住んでいる時によく通い、ヒラマサやマグロを釣った思い出深い磯で、船長も船長の息子さんもよく知っています。

 その沖ノ島に新船(アクアシャイン:1900PS、43ノット)が就航したと聞き、いつかは乗ってみたいなーと思っていたところ、偶然にも上司から北九州出張を命ぜられました。これはアクアに乗るチャンスと思い、方々に段取りをし、8月25日の夜出しでアクアに乗ることができました。

 

 さて、当日19時30分に津屋崎港に着くと、常連のYさんとFさんも来られてまして、近況報告や昔話に花が咲きます。船長の息子さん(けんちゃん)と船長にも挨拶し、20時30分にアクアシャインは津屋崎港を出港しました。

 

 海は南からのうねりがありますが、快調に進み約1時間で沖ノ島に到着しました。従来から比べると30分の時間短縮です。今回は天狗のタカリにYさんと一緒に上がることにします。上礁を終えるとタックルと仕掛けの準備をします。夜はイサキを主体に狙うつもりで、底カゴ仕掛けとし、竿は4号、道糸8号、浮き15号、ハリス6号二本針、ハリグレ9号とします。オキアミのボイルをハリに刺し、潮目めがけて遠投します。しかし、潮は下げ潮でここの本命潮なのに餌取りが多くすぐにエサが取られます。棚を竿2本から3本半と色々変えてみますが餌取りが交わせません。やがて潮が止まってしまいました。そこでしばらく休息します。

 

 その後、上潮に変わりここからは釣りにくい流れになったので、天狗の表まで歩いていって竿を振ります。そこで、ようやくイサキをゲットしました。その後はコンスタントにイサキが釣れ夜明けまでに10匹程度仕留めました。しかし、夜が明けるとエサ取りが増えたので、元の釣り座に戻りふかせ釣りに変えます。2号竿に3号ハリスで釣るとイズスミがピラニアのごとく群がり釣りになりません。そこで、サラシのある天狗の表に再度戻るとこちらは幾分エサ取りが少なく遠投でネリゴ(カンパチの子)がヒットしてきました。

 

 その後、下げ潮に変わったので、三度タカリに戻り、上カゴ仕掛けで一発大物を狙います。しかし、良型のイサキがたまにヒットしてくるものの、大物はヒットしてきません。

それでも、下げの流れが速くなると、エサ取りが消え、足元でネリゴやカイワリを交え、良型のイサキが連続ヒットしてきました。横でYさんも前半の不調を吹き飛ばすかのごとく、ときには35〜40cmのイサキをダブルでヒットさせてました。

 

 12時20分になり納竿して磯の上のゴミを拾い、13時迎えにきたアクアに乗り久しぶりの沖ノ島を後にしました。

 

今回の釣果:イサキ25〜35cm 約20匹 他ネリゴ、カイワリ

 

使用タックル&仕掛け

 カゴ釣り  竿:HZインターライン磯遠投4号52(ダイワ)

     リール:パワーエアロ9000GT(シマノ)

     道糸:Tzアプロード8号 ハリス:Lハード6号 ハリ:カットグレ9号2本 

     ウキ:ハッポウ15号、上カゴ

 

 ふかせ釣り 竿:IGハイスピード磯XL T2 48−53(シマノ)

     リール:BBX850GT(シマノ、古い!)

      道糸:バリバススーパーステージ3号 ハリス:Lハード2.5号

ハリ:競技グレ6号 ウキ:プロ山元遠投 ゼロ〜3B

 

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